みやま市では、再生可能な太陽光やバイオマスのエネルギーを利用した地産地消の取組みが積極的に行われており、バイオマスのメタン発酵の副産物である液肥は農業に活かされています。また、天然素材を生かした花火、樟脳等の伝統工芸品、卑弥呼伝説が残る女山、ロマン溢れる清水寺等、歴史的及び風土的にも魅力的な資源が豊富です。商業施設等が少なく、「何もない」と言われるみやま市だからこそ、これらの地域資源を活かして、地域の方達と一緒になって「みやまブランド」につながる創業を支援します。
みやま市は人口約3.6万人で西福岡県の南西部に位置し、南北に走る九州自動車道のＩＣ、西に走る有明沿岸道路のＩＣがあり、福岡市及び熊本市から高速で1時間、佐賀空港まで４０分の位置にあり、抜群の利便性を誇ります。また、山・川・海に囲まれ、肥沃な土壌と日照に恵まれて育った新鮮で豊富な農産物を求め、道の駅には市外から多くの方が訪れています。商業地として活用できる土地が少なく優良農地が多いため、のどかな田園風景が広がり、地域の人も温かく、日々の暮らしの疲れが癒される環境です。
みやま市の観光資源としては、清水山にある国指定名勝の清水寺本坊庭園や隣の女山にある神宿る竹林など神秘的な空間を感じられる場所が数多くあります。この清水山と女山を巡る九州オルレコースは大変人気があり、多くのオルレ愛好家が訪れています。また、恵まれた環境で育てられた野菜や果物を使って食品製造業を営む企業が多く、農商工連携の取組みとして地産地消に一役買っています。その他、バイオマスエネルギーとして活用するための生ごみ収集や、各地に残る伝統行事をはじめ、おもちゃ花火フェスタやほたる祭りなど特色あるイベント等が地域ぐるみで実施されており、これらの取組みは、地域における人のつながりを深くし、生活を豊かにしています。
市役所、商工会及び市内金融機関が一体となった創業支援事業（情報共有、相談窓口の設置、創業セミナー開催等）を行っています。また、令和２年度より移住定住起業支援補助金制度を設けており、創業者の立場に寄り添った支援をしてまいります。
小学校跡地に創設されたチャレンジカフェは、食品加工施設及びコワーキングスペース等を併設しており、創業するには最適な環境となっています。また「みやまブランド」確立に向けて、六次化推進地域協議会が立ち上がっており、異業種間の連携を図りながら創業を支援していきます。
何もないと言われるみやま市ですが、眠っている地域資源は豊富にあり、地域での様々な立場の方が繋がって共に「みやまブランド」となる価値を創り出していく取組みを支援していきます。
みやま市 環境経済部 商工観光課
電話：0944-64-1523
メールアドレス：shoukou★city.miyama.lg.jp
※上記の「★」記号を「@」記号に置き換えて下さい。
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