飯塚市・直方市・宮若市の3市に囲まれた小竹町では、人口減少と少子高齢化の進行が著しく、このままの状況では、町の存続の危機に陥ってしまいます。この状況から脱却するには、まずは魅力ある、個性あるまちづくりや地域づくりに取り組み、住民が郷土愛を育み、町や地域に対して自信と誇りを持つことが大切だと考えます。そんな小竹町で、小竹町愛好者となってくださる方をお待ちしています。小竹町へ来てくれんね!!
小竹町の65歳以上の高齢化率は41%を超えており、国や県の平均を大幅に上回っており、令和22年度には50%になることが予想されます。
また、小竹町における商店街を取り巻く環境として、近隣の飯塚市や直方市の郊外型大型店舗への購買力流出により小売業は厳しい環境におかれ、商店の後継者不足や空き店舗問題が課題となっています。
同時に、小竹駅周辺開発とそれに伴う交通体系の見直しを推進して、新しい商業基盤の整備を展開する必要があります。
小竹町では、地域おこしのために地元農家が黒大豆「クロダマル」の生産に取り組んでいます。「クロダマル」は九州を主とした暖地向けに育成された大粒黒大豆品種で、表面に光沢があり、アントシアニンなどの量が多く抗酸化作用が高いのが特徴です。
黒大豆の黒という色がかつての炭鉱の町として栄えた石炭の色を連想させることや、豆腐やきな粉をはじめとしたさまざまな加工品に取り組んでいます。
また、地元農家で構成される農事組合法人南良津獅子クラブが生産している「南良津獅子米」があります。減化学肥料・減農薬でつくった安心・安全なお米です。米としての利用のほかに、味噌としても加工されており、その味噌は長めに熟成し、完熟させることで甘味とコクがあります。
小竹町では、歴史・文化、名所・旧跡、農業、商工業等に光を当て、それを地域資源としてまちづくりに活かし、総合的に町外にPRしていくため、2017年6月に観光まちづくり協会を発足しました。
(1)魅力あふれる観光まちづくりを活性化していくためには、観光まちづくり協会や商工会、さらには農業団体と連携して地域資源(米、大豆、野菜、フルーツなど)を活用した特産品(ブランド)となる新商品開発やPRのアイデアを募集します。
(2)江戸時代、国内で唯一、外国との貿易がなされていたのが長崎で、江戸とその長崎を結んでいたのが長崎街道です。小竹町を通るこの道は、外国への交流ルートでもあり、また九州の諸大名の参勤交代ルートにも重要な役割を果たしました。吉田松陰、伊能忠敬、オランダ商館長、ケンペル、シーボルト、さらに象やキリン・らくだまでも通ったとされる記録があるそうです。筑前六宿街道7番目の宿場「小休み処」があるこの長崎街道を活用した地域資源マップ(観光ガイドマップ)のアイデアを募集します。
【小竹創業スクール】
小竹町は小竹町商工会と協力し、町内で創業を目指している方にセミナーを無料で行っています。
【小竹商工業者店舗等新築・増改築補助金】
小竹町で生産・販売を行っている、又は行おうとする中小企業者が、店舗・事務所・工場・倉庫を新築、改築した場合、その費用の一部を補助する制度があります。
【小竹町中小企業等人材育成事業補助金】
中小企業者が、中小企業大学校直方校の実施する経営や技術に関する研修をうけた場合の受講料の一部を補助する制度があります。
小竹町での四季折々をお楽しみください。
大自然の中で育ったブルーベリー狩りに訪れる「山の里自然公園」、無病息災・家内安全を祈願する「小竹祇園山笠」、勇壮活発な舞いで五穀豊穣を願う「南良津獅子舞」、行燈のゆらめく灯りのなか、音楽と語りで町民の心を癒す「秋風と灯りの夕べ」、町民参加の「小竹町民まつり」、老若男女が寒空の中を駆け抜ける「小竹ふるさとマラソン」など楽しい行事があります。
小竹町商工会では、起業までのアドバイスや相談を随時専門の相談員がお受けしています。
小竹町の施策に関することは各課担当職員が丁寧にお答えいたします。
「小さくても“キラリ”と光るまち こたけ」
役場や商工会が連携してサポートしますので、ご連絡をお待ちしています。
小竹町企画調整課 商工観光係
電話:0949-62-1214
メールアドレス:shoko★town.kotake.lg.jp
※上記の「★」記号を「@」記号に置き換えて下さい。